トランクルームを内覧するときのポイント3選!
みなさんは、マンションやアパートを借りるとき、内覧しますよね?
実際に見てみないと、部屋の間取りや広さはもちろん、周辺の環境がどのような感じか分からないことも多いと思います。
そんな部屋の内覧と同じく、実はトランクルームも内覧することができるんです!
内覧することができれば、どの程度の広さがあるか、設備なども見ることができるため、借りたあとに「イメージしていたサイズよりも狭かった…」などのリスクを避けることができますよ。
しかし、せっかく内覧するならただ見るだけでは、もったいないですよね。
そこで今回は、トランクルームの内覧をするときのポイントについてまとめてみました。
ポイント1:部屋の高さ
1つ目のポイントは、「部屋の高さ」を見ることです。
同じ面積のトランクルームでも、部屋の高さはそれぞれ違うため、重要なポイントとなります!
建築基準法上の制限によって、十分に高さを取ることができないトランクルームでは、その弱点を隠すために、面積の広さを強調して売りだしている業者があるんだとか…
物を預ける時の物理的な高さは、容積の効率が大きく変わってくるので注意が必要ですよ。
トランクルームを選ぶときには、つい段ボール箱を積み上げたときの容量のイメージを持ってしまいがちですが、高さのある物を入れられることは、思っている以上に大きなメリットがあります!
高さのある家具を収納するのはもちろん、例えば、浸水被害を想定した上で底上げをする利用者の方もいますよね。
ほかにも、大切なものを型崩れさせたくないために、トランクルームに収納したい人もいます。
また、お店などをやっていて、トランクルームを使う人の場合は、高さのある棚を入れることも可能ですよ!
段ボールだけでなく棚をうまく活用すれば、どこに何を入れたか分かりやすくなり、どの従業員が来ても、すぐに取り出すことができるようになりますね。
ポイント2:入口の間口の大きさや部屋の形状
2つ目のポイントは、「入口の間口の大きさや部屋の形状」を見ることです。
トランクルーム業者の中には、自分たちで部屋の間取りを設計し、その中で無理やり間口の狭い場所に部屋を作ったりすることがあります。
そういう部屋の料金は安い場合もあるため、何も知らない私たちは料金ばかりに目を奪われてついつい借りてしまいますよね。
しかし、安さにばかり目が向いてしまうと、収納の総量の効率の悪さや、収納する物の大きさの制限が出てきたりすることも…!
ホームページなどにも、間口の広さというのはあまり載っていないため、きちんとチェックするようにしましょう。
また、同じ1帖といっても、部屋が縦長か横長か?もしくは特殊形状なのかなど、さまざまなタイプに分けられます。
そのため、事前きちんと大きさを測っておくのがおすすめですよ、
同じように、エレベーターの間口もチェックが必要なので、注意して見てみましょう!
ポイント3:扉が内開きなのか、外開きなのか
3つ目は、「扉が内開きなのか、外開きなのか」を見ることです。
この3つ目も大事なチェックポイントとなっています!
トランクルーム業者は、消防法をパスするために、通路の幅を確保しなければなりません。
その際、部屋の扉が内開きなのか、外開きなのかによって、通路の幅が変わるため、有効面積が変わってくるということです。
ちなみに消防法とは、
“消防法(しょうぼうほう、昭和23年法律第186号)は、「火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資すること」(1条)を目的とする法律である。1948年7月24日に公布された。”というものです。
(Wikipediaより引用)
内開きの扉の場合は、トランクルームの業者側からすると、通路の幅を狭くすることができるので、貸し出し面積を大きくできるというメリットがあります。
しかし、その反面内開きの扉ということは、使用するお客様側の実質的な専有面積を狭めてしまうことになるのは言うまでもないですね!
単純に面積の広さだけを強調している業者もいるので、注意が必要ですよ。
まとめ
トランクルームの内覧をするときのポイントについて紹介しましたが、いかがでしたか?
トランクルームを内覧するときには、
ポイント1:部屋の高さ
ポイント2:入口の間口の大きさや部屋の形状
ポイント3:扉が内開きなのか、外開きなのか
という3つのポイントがあることが分かりました。
意外と見逃しがちなものもあり、内覧をしてみないと分からないことばかりですよね。
ホームページの図面や載っている情報だけでは、どうしても良いトランクルームを判断するのは難しくなってしまいます。
上記のポイント以外にも、トランクルームの周辺はどのような環境なのか、施設はきちんと清掃されているのか?なども確認することができますよ。
ぜひ今回紹介したポイントを頭に置いて、内覧してみてくださいね!