【沖縄への引っ越し】屋外型コンテナのご利用は危険!!
お仕事や移住などで沖縄へお引っ越しする際、お住まいが確定するまでに、一時的に大きな荷物やすぐに使わないものをトランクルームに預けることを検討している方もいらっしゃると思います。
事前に確定できればベストですが、本土からのお引越しだと、何度も沖縄に足を運んでの物件探しも中々難しいものです。
そんな時、トランクルームをうまく利用できるととても便利になるんです。
沖縄の引っ越しでは屋外型コンテナだと失敗が多い理由は?
トランクルームといってもその種類や設備、条件も様々。その中でも1番大きな違いとしてまず挙げられるのは「屋外」か「屋内」か。
屋外といえばコンテナを利用したトランクルームが一般的かと思います。
作りもシンプルで、何よりも安く借りられるということが1番のメリットかと思います。
本土から沖縄へのお引越し費用も掛かることを考えると、安く済むのに越したことは無いのですが、沖縄の高温・多湿をあなどってはいけません!
旅行などの一時的な滞在ではわからない、本土とはまた違う沖縄ならではの気候を事前に把握することが大切かと思います。
それ以外にもセキュリティの面など、コンテナ型を検討している方には是非再検討していただきたい理由をいくつか記載させていただければと思います。
トランクルームに荷物を預けるのも「短期間だから」と甘く見ていると、安く預けた以上に大きな代償を払わなくてはいけなくなる可能性もあるので要注意です!
より詳しい記事はこちら>>>トランクルームの屋内タイプと屋外タイプの違いとは?メリット・デメリットを紹介
台風だけじゃない!突然のスコールも多い沖縄の天気
沖縄は台風が多い地域であることは皆さんご存じかと思います。
気象庁によると、沖縄・奄美地方への台風接近数は2018年は13件、2019年は7件でした。
ちなみに関東甲信地方(伊豆諸島および小笠原諸島を除く)への接近数は2018年で6件、2019年で3件だったので、倍近い数の台風が接近するということになります。
しかも、関東にくる台風はある程度勢力が弱まっていますが、沖縄接近の台風は海の水分を沢山含んだ大荒れの強力な台風となります。
沖縄に住むとわかりますが、風も雨も関東のものとはわけが違うのです。
コンテナ型では壁一枚を挟んで荷物を保管することになるので、台風が多い沖縄では預けた荷物も心配になりますよね。
そして、沖縄は台風だけじゃないのです。
沖縄は、亜熱帯気候に属しており、高温多湿で雨が多い地域です。周りを海に囲まれているため、天気が変わりやすくスコールなども頻繁にあります。
梅雨のようにずっと降り続く雨ではなく、15分程度の雨ではありますが、天気予報でも想定できない突然の雨。
観光途中で雨宿りということであれば問題ないかもしれませんが、荷物の出し入れをしている最中となると話は違います。
「屋内型」のトランクルームであれば、台風の心配もありませんし、何よりも屋根付きの場所で安心して荷物の出し入れができることを考えると、断然コンテナ型ではなく「屋内型」がおすすめです。
屋内型のトランクルームでも荷物の出し入れがしやすいように、駐車場やエレベーターが完備されていたり、台車の無料貸し出しをしていることもあるので、そういった設備をしっかり事前に確認できていれば更に安心かつ便利にトランクルームを使用できます。
沖縄県民も悩む!?カビ対策は必須の年中多湿な気候
一般的にカビが好む湿度は65%以上と言われています。
沖縄の2019年の平均湿度はなんと77%!
65%以下の月はひとつもありません。
本土に住んでいる方は、梅雨時期が過ぎればある程度カビに関してはホッとできる季節が到来しますが、沖縄では1年中カビとの闘いが待っているといっても過言ではありません。
実際に沖縄に住んでいる方も、「カビ」に悩まれる方が多いんです。
家であれば、常に状況を見ながら換気をしたり、除湿器で対策などが可能ですが、屋外コンテナ型であればコントールする事はまず不可能です。
実際に沖縄に住んで居れば、常に状況を見ながら換気をしたり、除湿器で対策をすることも可能ですが、屋外型のコンテナに預けてしまうと、コントロールする事はまず不可能です。
せっかく預けたのに、実際に使おうとしたらカビだらけとなってしまっては預けた意味がなくなってしまいます。
「屋内型」であれば、空調完備のトランクルームを利用することもできるので、電気代を気にすることなく預けられることもできるので、おすすめです。
(むしろ、コンテナに限らず、自分の家でさえ、1年中空調を管理することなんで難しいですよね。)
より詳しい記事はこちら>>>店員に教えてもらった「沖縄のトランクルームは空調が重要すぎる理由」
セキュリティについて
屋外コンテナ型となると、セキュリティの不安もぬぐい切れません。
コンテナを利用したトランクルームは、施錠はもちろんありますが、防犯カメラや管理人などのサービスは設置されていないことがほとんどです。
屋外ということもあるので、コンテナの前までは誰でも行き来することができる状態がほとんどではないかと思います。
車を横付けできることも多いので、大きい荷物の出し入れが便利である一方、それだけ誰でも荷物を取り出せるというリスクも高まるということになってしまいます。
あくまで「自己責任」になってしまう部分も出てきてしまい、その分リスクも高まってしまします。
より詳しい記事はこちら>>>トランクルームの安全性は?セキュリティがどうなっているかを解説!
自分にあったトランクルームを探そう
引っ越しでトランクルームを借りる際、誰でも安く済ませたいものです。
その中でもコンテナ型は安く、借りやすい一方で、上記のようなリスクがあることも事実です。
更に、コンテナ型は現地に管理人さんなどがいないことがほとんどなので、契約などの事務的作業も基本的には電話やメールがメインになり、契約まで時間がかかってしまう可能性もあります。
「屋内型」であれば、見学後その場で契約し即日レンタルすることも可能なトランクルームもあるので、是非チェックしていただければと思います。
「屋外型」「屋内型」のメリットやデメリットもしっかり把握し比較した上で、自分にあったトランクルームを借りられると良いですね。