語感は似てるけど全然違う!トランクルーム・レンタル倉庫 ・レンタルルームの違いを解説
家の収納スペースがいっぱいだけど、どの品も捨てるのは忍びないという場合は、企業の収納サービスを利用するのはどうでしょうか。
ところが、その気になって収納サービスについて調べてみると、トランクルーム・レンタル倉庫・レンタルルームと似たような言葉が出てきて、混乱する人もいるかもしれません。
そこで今回は、トランクルーム・レンタル倉庫・レンタルルームの違いを解説していきます。
ココが違う!トランクルーム・レンタル倉庫・レンタルルームの特徴
それでは早速、トランクルーム・レンタル倉庫・レンタルルームの違いをみていきましょう。
トランクルーム
トランクルームは個人的な品物を預ける収納スペースを賃貸借契約で借り受けるサービスです。
収納スペースを借りてご自身でそこに品物を保管して置いておくということになります。一般的なトランクルームの広さは1~5畳くらいになります。
貸倉庫
レンタル倉庫も、賃貸契約を結び倉庫を借りるサービスですが、建物全体や一部を借りるのでトランクルームよりも面積はずっと広く、企業が材料や備品、製品などを保管しておくのに使われることが多く、個人で契約する事は稀です。
レンタルルーム
レンタルルームは、入居者がいないマンションやビルの一室を貸し出すサービスで、宿泊目的や飲み会などのちょっとした集まりの場所として利用されています。
又、リモートワークや起業したばかりの企業が利用する、レンタルオフィスやコワーキングスペースなどもレンタルルームの一種です。
一長一短!それぞれのサービスのメリットとデメリットとは?
次に、トランクルーム・貸倉庫・レンタルルームのメリットとデメリットを紹介していきます。
トランクルーム
「家の収納スペースが限界、でもどれも大切なものだから捨てられない」というときに、トランクルームは便利です。
結婚生活をしている場合は、あふれかえった趣味の品をパートナーに捨てられたという話もあります。
トランクルームに趣味の品を置いておけば、そうしたトラブルを避けることができるのです。
トランクルームは完全な個室なので、趣味の品を保管すれば、周囲の目を気にすることなく一人で楽しむことができます。
デメリットとしては、自宅から遠いところだと、品物の出し入れが大変になるという点です。
利用する前にトランクルームの場所を調べ、なるべく自宅周りや通勤路の途中にあるところを利用しましょう。
また、トランクルームのなかには利用時間が決まっているところもあり、自由な時間に出し入れができないこともあります。こちらも事前に利用規約を確認しておきましょう。
貸倉庫
貸倉庫は面積が広いので膨大な品物を保管して置けるのがメリットです。
しかし、個人で利用するのには大きすぎて、経済的な負担が大きすぎます。
又、契約期間も年帯となっていることが多く、保証金・敷金・礼金・仲介手数料など、初期費用が高額になることもあるので、賃貸条件をよく確認する必要があります。
レンタルルーム
レンタルルームは住居代わりに利用する分には便利で、手軽なものですが、料金が時間当たりの単価になっており、1日単位で計算するとかなり高額になってしまいます。
1か月単位で物を収納したい場合には、コストが合わないことになります。
まとめ
ここまでの話をまとめると、トランクルームは物を預けるサービスで家にあるものを整理するのに最適、貸倉庫は倉庫を借りるサービスで膨大な品物を置ける、レンタルルームは部屋を借りるサービスで短期の利用に向いている、ということになります。
それぞれ特徴が異なるので、目的にあったサービスを利用しましょう。
業者によっては、トランクルーム、レンタル収納スペース、貸倉庫等、呼び方もそれぞれですので、ホームページなどでよく確認をしてから申し込みをすることをお勧めします。
家にある捨てられない品をよそに保管したい場合はトランクルームが最適ですが、トランクルームにも様々なタイプがあります。
例えば、トランクルームにも屋外型と屋内型があります。屋外型は空調がなく、雨水が入ってくる場合があるので、金属製品などの温度変化に強く濡れても問題ない品物を収納するのに向いています。
屋内型は建物の中に個室が用意されており、空調設備が整っているところもあります。
カビが発生しやすいデリケートな品物を預けたい場合は、空調が完備されている屋内型を選ぶようにしましょう。